痛みのお話し第2弾

もしかして、痛みが楽になることが治ったと思っていませんか?

皆さん痛みが『楽になること』と、『治ること』とが同じと思われていますが、実はそうとは限らないのです。

第1弾でもお伝えしましたが、痛みは身体の異常を知らせるサインでしたね。

要するに痛みを出して身体の異常を知らせてくれるんですが、痛みを出してサインさえも送れなくなってしまうことがあるんです。

例えば時々耳にするお話しですが、痛みを抱えてしばらく辛い日々を過ごされていたのですが、『いつの間にか痛みが楽になり治りました~』なんてことがあります。

これって、①本当に治って良くなったケースと、②逆に悪化の一途をたどってもっと悪くなってしまったケースとが考えられます。

どういう事かと申しますと

①の場合、身体の異常があってもご自身の自然治癒力の働きで徐々時間をかけながら改善の方向に進んだケース。

②痛みは身体の異常を知らせるサインでしたが、この異常がドンドン進行すると逆に身体がサインを送る力さえも無くなり、結果痛みをサインとして送ることが出来なくなってしまうケース。

ですので必ずしも、痛みが無くなったからと言って治ったという状態に到達したとは限らず、より悪化してしまっているケースもあります。

『痛みが無くなったから良かったじゃん』と思われるかもしれませんが、身体の異常がなくなった訳ではないので身体はあの手この手を使ってまた違う形でサインを送ろうとしてきます。

最悪、この延長線上にはもっと重症な症状、または病気へと進行していくことも考えられます。

身体の気持ちからすれば
『異常な状態になっているのに、何で解決してくれないの?』『じゃ-、これでもか~』ともっと厳しい症状をもって訴えようとしてきます。

それが本来身体の持っている『死から命を守ろうとする』原始的な防御反応なのですから。

大切なのは、痛みによって良くなった良くならないの判断をするのではなく、身体に起こっている異常(症状の原因)がしっかりと解決したかどうかを判断基準にすることのみが本当の健康的なお身体を手に入れる絶対条件なのです。